セクキャバのアルバイト と育児を両立できるのかな

伊藤綾氏（以下、伊藤）　リクルートでセクキャバ求人業務を担当しております、伊藤です。どうぞよろしくお願いいたします。
私どもも、大久保（第一部の登壇者、大久保幸夫氏）のお話にありましたセクキャバアルバイトの罠に多数はまってまいりまして、今でもまだまだはまっている部分もあります。
今日はそんななかで、本当に本当のところ。悩んだところや、そこからなんとかなったところ、まだ悩み中のところも含めてお話を共有させていただければと思っています。
まずはじめに自己紹介です。私は、どちらかというと先ほどの（大久保氏の）お話のなかの「スペシャリスト」としての経歴が長く、2006年より『セクシティ』というナイトワーク求人のメディアの編集長を務めていました。
当時は、校了前になると連日遅くまで働いていました。そのなかで、「ここで将来、もし出産した場合、セクキャバのアルバイトと育児を両立できるのかな？」と、数少ないロールモデルを見ながら感じた20代でした。
そのあと出産をし、勤務時間的な制約がうまれ、今までよりも3～4勤務時間ほど短い勤務時間でセクキャバの求人部長という業務をやらなければいけない状況になりました。いったいどうやったらがんばれるかということを、非常に悩み、もがいてきました。
そのなかで一筋の光が見える時がありまして。それは、同じリクルートグループでも事業会社にいた私にとってはどこか遠くにあったセクキャバ求人業務推進室の存在でした。